「狼王ロボ」が、文庫本コーナーに積んであった

 
確か、集英社文庫だったと思うけど、新刊なのか、夏休み向けなのか…

「狼王ロボ」と書いたポップつきで、平積みになってた。


親に買ってもらったハードカバーは、5冊にも満たなかったけど、
たしか5年生の誕生日に、シートン動物記とファーブル昆虫記から、
それぞれ6話ずつくらいを抄出した、ハードカバーの分厚いのを買ってもらった。


今の、技術書(マニュアル)と同じサイズで、2段組だから、随分と読み応えがあったし、
動物ずき(時々、自分はヒトという種類の動物だと思い込んでるので、仲間意識?)なせいもあって、
ものすごく好きな本で、感動も大きかった。


想像力豊かなまるるんは、この本を読んでる間は、イエローストーン国立公園の住人(?)になって、
クマがえさを取ってる横っちょで、呑気におにぎりなんて食べていた。(どういう発想なんだ?)


「灰色グマの一生」なんて、一人ぼっちの小熊時代を、
ボロボロ涙をこぼしながら読んでいて、あきれかえられてしまった。
母親はそういう私を見て、「たとえ成績が良くても、この子は絶対おかしい」と確信を深めたみたい。


挿絵も綺麗だったし、結構高い本だったと思うけど、残念ながら今はもう手許にない。


また読もうかな、「シートン動物記」…
また、イエローストーン国立公園の住人になって、仲間に混ぜてもらおうかなあ。