バイカウツギ

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この街では、バイカウツギが盛りを少し超えた。
早くから咲いていた樹は、花の部の閉店準備、
陽当たりや、気温(雪融け)の都合で後発のが、主役になっている。


こんな風に、びっしり咲いてる樹も多い。
こういう樹の近所を通りかかると、香りが強くて目眩がしそうだ。


ちょっと分かりにくいが、バイカウツギはシロヤマブキのように、花弁(萼)が四枚がスタンダード。
シロヤマブキは長方形にほぼ扁平だが、こちらは均一に浅目の小鉢程度に開く。


だが、たまに枝の先端の一輪だけが五枚のがある。
まあ、四つ葉のクローバのようなものだ。


ところが、六枚か?というものを見かけた。
残念ながら、五枚の枝のように手を伸ばせる位置ではなかったので、
(地面すれすれの枝、他の枝の間から辛うじて見えていた)
左下の花弁が、その奥の花の側面の可能性も皆無ではないが、
五枚以上の花は、しばしばそのうちの一枚が更に浅く切れ込んでいる事も…
多分、それが標準以外の分なのだろうか。


奇形或いは個性か…。殊に園芸植物は、意図的に変異させられ、珍重されてきた。


それを、ヒトに対して行うのは、傲慢すぎだと思うが。