き、きょうは…寒い~~~!

 
先日、最高気温が夏日だったのに…
今朝の時点では、予想最高気温は一桁なんだよね。

その差は、20℃に近い。外を歩くのに、着るものだって困る。
洗濯して仕舞い込んだ、厚手のものをひっぱりだすのもなぁ…


結局、手当たり次第に薄物を重ね着して、
ペラペラなストールも複数かさねてぐるぐる巻き…
はっはっは、歩くミルクレープ、または、皮付きタケノコと呼んでくれ給え。
(何で食べ物しか、思いつかないのか?)


このウェア対策は、まだ機能繊維加工が未発達だった頃の、文字通りの先人の知恵。
その本によれば、ゴアテックスは蒸着(?)技術が未熟で、
過酷な扱い(山登り)では、数回でぼろぼろと剥がれ落ちるケースも。

その前の防水加工の凄まじさは、身体の水蒸気が、氷点下の外気で上着の内側で氷結、
やれやれ…と山小屋で上着を脱ぐと、フレーク状の氷片がバラバラ落ちたんだとか…


登山は、その頃に比べ信じられない位に、軽装で事足りるようになった。

装備は軽くなっても、心の準備まで軽装ではならない。
遭難したら、救助してもらえるんだと、笑いながら話す高齢者がいた。
その笑う背中を、強く睨み付ける。