備えるべきは、他国からの攻撃ではなく、天変地異なのを理解出来ない、愚かなトップたち(その1)

 
某国では、宇宙軍まで想定していると漏れ聞いて、
はっきり言って、その発想回路はノーマル(=大丈夫?)なのか、
他国の事ながらトップそのものの存在に、不安を掻き立てられる。


まぁ、異星人の存在自体を否定するわけではない。
文明をもつ生命体は、太陽系の地球人しかいない、
そう考えるほうが、よっぽど不遜だろう。

備えよ、常に。そういう訳か。

けれど、異星人は常に攻めてくる、としか認識にあがらないのが、
発想の貧弱さを、恥ずかしくも露呈してはいないか。


まぁ、無理もない。
たまたま、インドにと西に向かって船を進めていったら、
アメリカ大陸に着いてしまった。

自分たちの認識に今までなかった大陸に着くと、
それが、大陸発見ということになって(して?)しまう。
既にはるか昔から、先住民がそこにいたのに、である。

そして彼等を騙し、攻撃し、それを征服と称している。
冷静に考え、一体どちらが本当に野蛮なのかは、言うまでもないだろう。


やがて、イギリスから宗教的対立が原因で、
祖国を捨て新天地を目指して、船で西に向かった人々がいた。
彼等はそれを開拓と称したが、侵略だろう。