日本年金機構、安物買いの銭失い…いやそれ以下ですな。

 
今回が初めてではない。

かつて漢字がわかるというだけで、中国人のアルバイトに年金の個人データエントリーをさせ、
姓と名前が正しく分離できていない、おおよそ使い物にならない成果に賃金を払った。
結果、再度正しくデータエントリーをし直す羽目に陥った。

今回も、多分入札最低額の入札者と契約したのだろう。
その業者は、個人情報の秘守について片鱗も理解せず、
マイナンバーまで含めたデータを、まるごと中国の会社に渡したと聞いて、開いた口が塞がらない。


日本年金機構はこの責任をどうとるのか。

今現在、流出が確認できなくても、もう闇ルートでは流通している可能性が高い。
折しも、ネットの成りすまし犯罪が甚だしいのが、暴露された。

申し訳ないでは済まされない。
再発防止など、今さらなにを言っているのだろう。

今回の事件で、少なくとも年金受給者の全てが、ネット犯罪の危機に晒されてしまった可能性がある。

少なくとも、年金番号、税申告の番号、マイナンバーが揃って、個人を特定されたら、
ましてや、それが高齢者なら…
想像するだに恐ろしい詐欺の嵐に、巻き込まれる方が一人もない事を祈る。