エストニア紀行、読み終えた。

 
先日購入の文庫本、
やっぱり虹のカバー(同じ写真が、本体にもあり)の誘惑に勝てず、
エストニア紀行を引き込まれるように読んだ。

偶然かもしれないけど、一緒に購入した、僕は…のほうも、
最初の部分にコペルが出かけるときに、虹を見るシーンがあった。

こじつけみたいに思う人もいると思うけれど、キーワードは虹。
そう、これ、この二冊を手にするのは、龍さんが揃えてくれたことなんだと思う。


勿論、エストニアの旅も楽しんだ。
でも、あ、これを読ませたかったのかな、龍さんは…と思ったのが、解説だった。
阪大名誉教授の奥西さんが書いている。


エストニアフィンランドハンガリーの三ヵ国の言語は、
インド・ヨーロッパ祖語には属さず、フィノ・ウゴール語。
文法も日本語に近いのだと。

今はそう言わないかもしれない(後で確認してみるね)が、
日本語は、ハングル語、モンゴル語と共に、ウラル・アルタイ語に属する。

文法が近いということは、多分述語が最後にくるのだろうか。
私達と同じ、てにをは、に相当するもので繋げて話すならば、
顕かにゆったり聴こえるのかもしれない。

もう一度、読みたい。