くるまのいろはそらのいろ、あまんきみこさん。

 
危うく、忘れるとこだった。

くるまのいろはそらのいろ…


私は原作ではなくて、谷山浩子のアルバム、猫の森には帰れない(あ?漢字じゃなかったっけ…)、
そこに収録されてる歌が最初の出会い。

空色のタクシーの運転手の松井さんが、いろいろなお客さんを乗せるお話なの。


コタタン山の熊さんのお話と、
戦争で亡くした子供たちに、老婆となった今でも、その時だけ若い母親になって会いに行くお話は、
聴きながら、涙がボタボタおちたよ。

かと思えば、ちゃっかり乗り込んできた山猫のお話と、
狐集会に紛れこんでしまい、完璧に化けてると一等賞をもらい、懸命に狐ではないことを説明する松井さんのお話には、
腹筋ヒクヒク…堪えきれずに、ぶわっはっはっと笑い転げた。

講談社文庫のを手にいれて読んだけど、
程なく店頭からなくなって久しい、絶版になったのかも…


その、あまんきみこさんが、この続編に意欲をお持ちという、
嬉しい噂を漏れ聞いたのを、記事にするのをわすれてました。

是非とも!また松井さんのお話、読みたいです。
お待ちしてます!