ピレネーちゃんが花盛り

 
オシドリ池の大学、あちこちにピレネーフウロが花盛り。
どう見ても、自生して(勝手に住み着いて)いるとしか言いようがない。

この学校が創立して以来、招聘された外国の人たち幾人かによって、
最低でも数年間は離れる故郷を偲ぶためにと、船に一緒に乗せられて持ち込まれたのかもしれない。
このあたりを想像するときは、「家守綺譚」モードになってます。

この前のヒメリュウキンカもそうかもしれないね。

船旅の末に、やっと土におろされたコたちは、
「あららら…?
何だか、ここったら、とっても居心地いいじゃないのよォ!」
と住み着いてしまったのね~♪
気に入ってくれてありがとう!


大概は赤花なんだけど、某学部の、とある一棟の自転車置場には、少しだけど白花の株もある。

今のところわたしが、白花を把握してるのはここだけで、
場所の都合上よく草刈りされてしまうんだけど、
すぐに短い茎からでも花を咲かせてるし、茎がぐんぐん伸びて、先端に花を咲かせる。
根性が違うね♪というべきか、物凄くここが好きなんだねぇ。

先日草刈りされたそこに、白花をさがしていたら、
妙に小さい白花が白ピレネーちゃんの近くに…んんん?
よ~く見たら、ウシハコベくんと思われます…ウシハコベは、ハコベよりずいぶん大きいのよ。
自分の見間違いに、心のなかで大爆笑してしまいましたぁ!


ヒツジさんちのちかくでは、
ホップが前年までの自分の蔓の残骸を足掛かりに、
今年の蔓を伸ばしてた。

ホップが巻き付いてるか、ツタが巻き付いてるか、択一です。
巻き付かれてるスギ(だと思う、多分ね)には選択の余地はなく、鬱陶しいかなぁ?
それとも幹の部分の、夏の直射日光のブラインドで助かってるのかなぁ?

別の場所の太さのある大きな樹に這い上がったツタなんて、
夏迄には鎧の錣みたいに見えるまでに、ビッシリ隙間なく葉が拡がって、お見事しか言いようがない。


ホップは五裂、ツタは三裂、妙に縦長の五裂の葉っぱが…?
辿ってみたら細い幹というか、枝というか…クワでした。
鳥さんの落とし物からの実生なのかな?