キクイタダキくんに会ったよ

 
日曜日に神社に出かけた帰り道、歩道でキクイタダキくんに会った。

わたしがゆっくり歩いていたら、追うようにとんできて、
足元の30cm先、融け残った雪の上に着陸。
黄緑っぽい小鳥さんが、しきりに何か啄んでいる。

わぁい、キクちゃんだぁ!
こんにちわぁ!
と、そっと覗き込むと、チラチラこちらを見るものの、逃げる様子もない。

この距離なら、よぉく観察できる。
うわぁ~!黒いベレー帽の上に菊の花びらといったかんじ。


ね、ね、キクちゃん…と話しかけようとしたら、向こうから自転車。
雪が融けてるのは、30cmに満たない幅なので、ここは譲らねばならない。
そっと、キクちゃんと反対側に移動したんだけど、やってきた自転車は、キクちゃん側にフラフラと倒れかかって…
もちろん、キクちゃんは鳴き声とともに、飛んできたほうへよけたんだけど、
さらに、たたらを踏むようにして足をついて止まったもんだから、
高く一啼きして、飛んでっちゃった…


残念でした。折角あんなに近くまできてくれたのにね。