河鍋暁斎絵日記、とな…?

 
久々に、芸術関連の棚をゆっくり覗く。

先月の末には、一大決心して、ニュルンベルクのマイスタージンガーの対訳を入手。
ゆっくりと読むつもり。
この本の存在を知ったのは、ワグナーの特設コーナー。
こういう対訳のがあるなんて、思ってもみなかった。


悲恋とかはおもいっきり苦手。
トリスタンとイゾルテなんか、あらすじ読んだだけで頭痛…

恋の駆け引きなんて、もっと嫌い。
騙すなんて、例えそれが歌劇であろうが、観るのもいや。




さて、ふらふらとたどり着いたのは、
とんぼの本や、らんぷの本、お馴染みのらくだやマークの本がズラリと並んだ棚。

あれこれと眺めてたら、ふと目の前に、
背表紙にこう書いてある本が三冊並んでいる。

へえ? 確かに暁斎が絵日記をつけてたというのは知ってるけど

早速パラパラ…おっ?
まるるんの好きな、あのからす天狗ちゃんの立体もあったよ。

北斎漫画よりは、ラフなカンジだけど、日記としてサラサラ描いて、
でも、表情?がありありと伝わってくる。
からす天狗ちゃんの日なんて、
「おお!」っていうより「わ~い」って声まで聴こえてきそう。


ふうん。夏に出版されてたんだね。