盆花
もう随分前のこと、母の実家にお盆の少し前に遊びに行くと、
盆花をとりにいくのに、連れて行ってもらったことがある。
あの頃は、まだいつもあげておく菊なんかを除けは、
こういう行事の花=季節の花は、農道の脇やら、山に入って採ってた。
そうそう、先日、ウキョウさんが記事になさってたオミナエシを、
実物でみたのは、このときが初めてだったかな。
あとは、カワラナデシコ、キキョウ(秋の七草のアサガオは、キキョウのこと)
クズは採ってこなかったけど、見せてもらった。
葉っぱの影にかくれてて、葉っぱをペロンとめくると、
蛇が鎌首もたげてるみたいにさいてて、ちょっと怖かったよ。
わあ~、失礼しました!って、葉っぱから手をはなしたもん。
ハギは、採ってくると花がポロポロ落ちちゃうので、これもなし。
フジバカマはなかったなあ。
百合も、鬼百合とかあったような気がするし、
あ、オレンジ色だと、フシグロセンノウもあったなあ、確か。
秋の七草じゃないけど、リンドウは私の好きな花。
秋のリンドウは大きくて、しっかりしてて、深い青でしょ。
なんか、あえて何も語らないけど、凛とした感じがいいなあ。
でもね~、春に会う、フデリンドウやハルリンドウも、
色は淡いし小さいけど、好き!
こっちはね、頑張って咲いてるよ~、お日様うれしいよ~って感じだな。
秋のリンドウは、大人。春のリンドウは、子供ってイメージかな。