あ~、桃、たべてなああい。

 
あわわわ… 七夕も過去になっちまった。


まるるんは、まだ両親と一緒に暮らしていた頃は、
イベント食とか、季節の食べ物って、きちんと食べてました。

もっとも、初鰹なんてお財布の都合で手が出ないし、
土用のうなぎは、まるるん一人嫌い(アナゴは平気なんだけど)なので、
私は、鰯の蒲焼の缶詰か、お漬物だけでご飯食べたりした。


七夕の行事食といえば、おそうめんもさることながら、
我が家では、七夕さまに桃をお供えして、それから解禁だったの。

別に大した行事なんじゃなくて、
窓の手すりのとこに、笹飾りと、桃を置いとくだけなの。
おまけに梅雨だから、お星様なんてほとんど見なかったけど。


でもさ、桃が解禁になると思うと、七夕が楽しみなのよね。
今みたいに、自分でお金が自由に使えたわけじゃないし、
母が切り分けてくれるのが、楽しみで、ヨダレがジュル~。

何年前だったか、どうしても七夕の日に桃が食べたくて、
夜遅く帰る途中のお店で、400円近くする桃を買ったことがある… 


夏のおやつは、とうもろこしとか、サツマイモとか…
母は蒸してくれたの。ゆでるのより味が逃げなくておいしいよ。
お塩をパラリとふれば、十分おいしいもん。

蒸すっていう調理方法は、水も少なくてすむし、
火力も少ないお湯の沸点を保っておけばいいので、
エコロジー・クッキングだと思うけど…

大なべでとうもろこしを茹でてるのに遭遇すると、
あ~、あの茹で汁に味が逃げちゃってる~、もったいな~い!
と心の中で呟く、まるるんなのでありました。


あ~、おなかすいたあ。

桃、たべたいよおおお。