そばがき…と、仁ちゃんの本。

 
以前図書館で、夏虫冬草を立ち読み。その時は、他に借りる本が物凄く重くて、借りるのは断念した。
(以降、スレ違いが続いている…やっぱり人気なんだね)

征四郎が今日の食事はそばがきですませるつもり…というくだりがあって、
ありありとシーンが想い描ける。なんでかな~?と思いつつ、時間がなくて本を戻した。


その日の帰り道、ショッピングセンターのマーケットに寄ったら、
おつとめひんのワゴンの中に、アルミパックのそば粉が…おぉっ!これか?

賞味期限にはまだ間があった。商品の入れ替えだね。
念のため、商品の棚に価格を確認に行くと、ほぼ半額。

賞味期限までには、食べきれるね、と判断して購入。


なんだけど、わたしはお蕎麦屋さんでそばがきを食べたことなかったかも?

ただ、本の中では熱湯を注ぐだけだったので、おっ、立派なインスタント食品!と思った次第。


さて、好きな味のめんつゆをやっと見つけたので、
そば粉を開封して、インスタントそばがきを…とおもったが、はて、粉とお湯の比率が袋に書いてない。

しかし、征四郎が気軽に作るんだから、適当で大丈夫だよ。

堅かったらお湯を注せばいいし、薄すぎたらこれもお湯を注せば蕎麦湯になるもん…スープよスープ…
わたしって、大物なのか、いい加減なのか。(はい、後者です)


最初は、ダマッダマだったけど、かき回してるうちに、なんかいい塩梅に固まってきた。

柔らかい白玉ほどになったので、めんつゆにつけて、
いっただっきまぁ~す!
うっふ~、おいしいや、これ…うんうん、ハフハフ…
あっという間に、食べちゃった。


以前は、そば粉が手に入るとクレープにしてたけど、
これなら、見事にインスタントだわい。



でも、料理の本をあたってみたら、もう少し硬く練って、茹でて食すというのもあった。
ん~、ニョッキみたいな感じなのかな?
一度、お蕎麦屋さんで本物を食してみたい…


料理本で思い出したけど、
魚柄仁之助さんの「ひと月9000円~」が、文庫になってた。

まめな仁ちゃん(と、勝手に呼ぶ)のやることなので、魚をおろすとか、賛同できないのもあるけど、
自分でやれそうなことだけ、嫌いじゃないものだけ、やってみる価値は大いにあります。

大変、お勧めの本です。
だって、仁ちゃんったら「如何に楽をするか」に創意工夫を全開にしてるんだもん。

文章だけじゃイメージ湧かないというお方には、
たしかマキノ出版から、「楽膳のすすめ」という、ムックが2冊出てたんだけど…
もう絶版になってるかな~?
こちらは、パーティー食に耐えるメニューも揃っているので、
今から探してGETできたら、超お値打ち本(?)だよ。

って、仁ちゃんの本を宣伝して、わたし世間のためになってる…かな…
ま、リーズナブルかつ美味しい、かつ楽膳なら軽く豪華になるので、お試し下さいませ。