さて、次は米…(その2)

 

国の生産調整の対象となった田…農家さんの苦労に支えられ、稲もそれに懸命に応えてきた美しい水田…いったん水稲を作るのをやめてしまえば、あの美しい水田の姿に戻すのはなかなか困難だ。

生き残りをかけて、味を改良した。大方が米の蛋白質の量を下げた…結果、糖質をあげる結果となる。主菜副菜に蛋白質を頼る結果、健康志向からまた米離れが…

 

毎日炊飯せず手軽に食べられるようにと、パックご飯も開発されたが…独り暮しでもない限り、これを毎食利用はしないだろう。

 

白飯のあの食感に拘らずに食べて貰うには、昨今のオートミールのコメ化 の逆を行けばよさそうだ。

ロールドオーツのように、熱湯を注いでカップ麺同様の時間で、湯漬けレベルの軽食が摂取できるように加工…

勿論、既に具材と調味を施したカップ製品はあるが、あれは頻繁に食べるにはコストに難がある。

白粥感覚で小腹塞ぎに食べて貰えるようにしておけば、今のオートミールのレシビでも十分旨いはずだ。

 

白飯を冷凍保存に較べ、格段に保存性がよいと思うのだがどうか。押し麦レベルではなく、シリアルレベルの加工で、利用範囲も広がる。

米農家さんに叱られるかな…