書店で、雨宿り…
ショッピングモールの小規模の書店の前を通りすぎて、外へ出ようとしたが、水滴をポタポタ落とす傘を持った人が数人入ってきた。
朝の予報通りに、急な雷雨のようだ…ふっと、書店奥の棚から何かに手招きされて、まるるんの如くにふらふらと吸い込まれる。
この規模では、扱っている文庫本は最近のものが主体だが…文庫でもこの棚の辺りは、暫くご無沙汰していた。
岩波から 華厳経入法界品 が、全三分冊の上中まで出ている。三遊亭圓生のコレクションが数巻と、きたやまおさむの コブのない駱駝 が岩波現代からでていて、各々数ページ目を走らせてみる…
ちくまからは、杉浦日向子のエッセイ集…と読みたいものばかりだが…暫くは購入もお預けだ。
まるるんなら地団駄踏むだろうなぁ、と想像する。
あぁ、雨はあがったようだ。