大学の初夏の風景

 

昨日は、獣医学部の近くでポプラの綿毛の大襲撃に会った。やや強い風に吹かれて、視野いっぱいに雪のように流れて…爺ぃは綿毛まみれになる。

綿毛は更に路上で風に吹き寄せられて、まるで犬か猫の抜け毛のようになって吹き溜まっていた。

 

ポプラの綿毛襲撃を逃れると、今度はマスクを透して、甘い香りが流れる。辺りを見回すと、高いニセアカシアの樹に、白い花房がびっしりと揺れていた。蜜の香りだ…

数本の樹でも、枝を広げて隣り合っていれば、とんでもない数の花房が揺れていることになる。その数本のグループがそこかしこにあるので…見事なものである。

 

綿毛…白…で連想して、羊も見に行った。広い農場で、学生寮近くの方にいることも、南の花木園の方にいることもある。畜舎は花木園側のようだ。

子羊もまだ親より二周りほど小さいが、たまに母羊に乳をねだるも もういい加減にして! なのか、はたまたよその子羊なのか、激しく拒絶されるチビもいる。

 

今日は、オシドリ池を廻り、反対側のせせらぎで今年初めて、オシドリファミリーに会えた。雛は随分大きくなって、そのせいか、まるるん命名オシドリ母ちゃんが、随分小さく見えた。