手拭い擬きの、差し入れ…
ポリ袋に二枚の手拭いとももたろうのメモ…昼頃に郵便受けに入っていた。
ラベルには、てぬぐいタオルと書かれていて、広げてみると以前にまるるんが よき(斧)こと(箏)きく(菊) の手拭い擬きを呉れたのと、同じメーカーと思う。
サラシの手拭いよりもっと太い糸の少し粗い織りだ。カラカラに乾いていると吸水量が多く、厚手の手触りだが粗いから乾きも早い。
この手拭いタオルは、本物の手拭いではない…長辺はミミはなく、四辺にミシンがかかっている。このメーカーの凄いところは、生地の裁断がほぼ歪んでいないことだ。
100円ショップの布製品は、織り上がって糊付けされた生地をそのまま矩形に裁断して、それをミシンがけしている製品がほとんどだ。
裁断時に歪んでいても無視なので、洗濯後は平行四辺形ならまだましで、隅を合わせて畳むことが叶わないこともある。
このメーカーのは、洗濯して例えうっかり乾燥機にかけても、四隅を合わせて平たく畳むことができるほどだ。
ももたろうが爺ぃに選んでくれたのは、龍の柄。紺地に柄が白抜きのものと、灰地に柄が黒のもの。
ももたろうは風神と雷神の柄にしたと…まぁ、男の手拭いに相応しい柄か。