黙食ランチ会の開催(続き)

 

鯖水煮缶の汁の絡まったキャベツは、まるで旨味の塊だ。ただツマミにするなら、醤油さえ要らないと思う。だが、所謂魚臭さが気になるなら、醤油を垂らすのも香りの点からは良い。

尤も、水煮以外の缶のほうが香りも味も煩いと、爺ぃは思っているのだが…

 

そうこうしているうちに、皿の上は呆気なく空っぽに…ももたろうは、ツナの皿に僅かにたまった汁を、飯にかけてきれいさっぱり腹に納めてしまう。天晴れと言うしかない…

 

カテキン効果を期待して、二人で緑茶を啜る。到来物の菓子を開けそこねていたが、広げて山分けした。いい案配に数日で消化できそうな数になる。

山分けした菓子箱の余白(?)に、煎餅やら飴やらを詰めて持たせる用意をしていると、ももたろうの満面の笑み…

マスクで半分以上隠れて、目だけが辛うじてわかる…いや、目だけで十分わかるほどの笑顔というべきか。

 

NEWSで、千葉でイワシが豊漁、よく肥えていると… 鰯 の字が表すとおり、鮮度の点からは脚が速いし、身も崩れやすい。

昔は安さもあり、金持ちの喰う魚ではないと言う馬鹿な奴もいた。一時期不漁にもなった。これも水煮缶にして貰えれば、非常に有難いのだが…