初夏の花から夏の花まで、ラッシュ状態…(その2)

 

アマ(亜麻)の僅かに紫がかった青い花も、風に吹かれて揺れているし、パンジーの原種(?)のビオラも広がって、沢山咲いている。

オランダイチゴ(?)の白い花も、よく見れば早くに咲いたものが、まだ薄緑色ながらも、花弁の落ちた中心部は既に円錐形に成長…

 

テッセンもそれぞれのお宅の庭で、薄紫、濃紫、白などで咲いている。ヤマボウシもあの赤い実になる部分を中心に、ナチュラルな緑、赤がかった緑、白と几帳面に四方に萼を広げている…

 

フウロソウの仲間も、葉が細かく裂けているヒメフウロは湿った場所に、ゼラニウム状の葉のピレネーフウロは、陽当たりの良い乾いた場所にと住み分けている様子…

ピレネーは以前は大学で勢力を伸ばしていたが、最近は住宅街の駐車場の周りなどで、年々蔓延ってきている。

春には愛らしい花だが、種が弾けて飛び散るので、いずれは外来種植物として駆除される日がくるのか…

他に、やはりゼラニウム状の葉で茎がストロー(中空)、淡いピンクの花のゼニバアオイ(?)も、多分フウロソウの仲間だろう。

 

淡く柔らかそうな色の若葉も、短期間に力強い緑色にと充実した。自然界は長い歴史のなか、泰然としている…