雨のなか、オシドリ池の大学を縦走(?)した…(その1)

 

今日は寝坊をした訳でもないのに、動作が重い。春だからか?…と、コーヒーを飲んだりしてみるが、すっきりしない。

窓の外は…とカーテンの色をみて苦笑する。天気が下り坂…低気圧のせいだろう。

好天ではなくとも、やはりオシドリ池の大学をのぞいて、まるるんに報せてやりたい。

 

昼頃にやっと玄関を出ると、雨がパラパラと落ちはじめ、ようよう大学に辿り着いても、傘はたためない。

アズマイチゲは、本日臨時休業!と宣言するように、固く蕾を閉じて俯く。キバナノアマナも、可能な範囲で花を閉じようとしている。(濡れるのは嫌なようだ…)

丈の短いスミレは、数年前までの群落だった場所は疎らになり、別の場所で拡がっていた。

宿根にも賞味(?)期限があって、栄枯盛衰があるのだろう。群落は宿根で殖えて、新しい株はアリが種を運んだのかも知れない。

 

獣医学部、工学部の前庭はご当地のコブシが満開に近い。農学部の前庭の一角でも、何本かが開き始めていた。

モクレンと違って、てんでに好き勝手な方向に咲く姿が、まるるんは気に入っているらしい。(妙に納得)

 

咲き始めたコブシから目を落として、学生会館の側のサクラを振り返る。