枯木残らず花が咲く…

 

一昨日から気温が上がった。一昨日はとにかく久々のプラスだった。昨日も限りなく0℃には近いが、プラスではある。

そして、両日とも午後のいっとき、湿った雪がかなり降った。子供の頃に東京で見慣れた積もり方で、枯枝を真っ白く覆い、電線の上にも厚く積もった。

こういう積もり方は、やはりこの街では気温が高めの時のもの。危険なので、昨日は電力関連の会社と思うが、寒いなか電線や設備の保守に活躍しているワゴンで、積もっている雪を落としていた。

考えてみれば、昔は電柱の設備と周辺の電線の一部だけ、ひとつひとつ電柱を上って除雪したのだろう。湿った雪が連日降れば、どれ程大変だったか…

勿論、ワゴンになっても大変な凍える作業であることには変わりない。それが仕事であっても、本当に有り難いことだ。

 

大型の黒っぽい影が、空を舞った。カラスか?と見上げてみると、旋回しながら静かに滑空し始めた。トンビだろうか?ニ三度羽ばたいては、ゆっくりと旋回していた。

 

この週末の共通テスト、どの受験生も恙無く、実力を出しきって貰いたい。天候もコロナも散々な状態だが、悔いのない受験ができるように、爺ぃも心底願っている。