手荒れにも注意が必要…

 

ショッピングモールを通った時、高級ハンドクリームのポップに眼がとまる。化粧品店ゆえ、間違っても爺ぃが興味を持ちそうなものはない。

いつもなら、通りすぎるだけだが…何の加減かポップが風にはためくように、音をたて大きく揺れた。まるで、おい!と呼び止める勢い…

 

場所柄、しみじみ読むのは恥ずかしい。速度を落とし、大きな文字で書かれた部分だけ、ざっと眼を走らせる。

荒れた手も感染元になりうる…そんなニュアンスだった。その下は、使用効果だろう。

 

確かに、指先が割れて水が沁みて痛い!と、昨冬まるるんがぼやいていた。

その表現通りの指先。深い傷ではないが、皮膚の範疇は連鎖的に割れている。そこにウィルスが入り込んだら…血が滲んでいたから、毛細血管にも一時は通じている。

傷の途中に潜み別の場所(当人に限らず)に溢れる可能性も…かなり危険だ。

 

喉など粘膜は、感染を含めて細胞が傷む頻度が高く、速ければ数日で新しい細胞に入れ替わるはず。ウィルスも潜り込んでからが時間勝負だが…

 

アルコール消毒で痛々しく荒れた、看護師さん達の手を思った。手袋で感染を回避しきれるのだろうか。正に命がけの仕事…