魂の夜明け の後書き(?)から、本屋さんの棚の間で諭された…

 

うめ爺から復刊を教えて貰って、随分たった…真似して今井サンの書いたあとがきだけ立ち読み。

本文からの最後の引用が、まるでデジャブ…おくちがポカン状態…

 

正確に引用できないけど…

 

この(自分の)命は、他者のために燃やす(使う)ものなのだ。

そのように主人公は、激情のなかで(多分)確信している。

 

すると私の中の観音さまが、ニッコリして静かに頷く。ゆったりしたその所作が、上皇后美智子さまに重なるのは、何故だろう…ただ、観音さまはいつもこう語りかける…

自分を犠牲にする訳ではありませんよ、そんなふうに間違えてはいけません。

あなたが、少しでも他の人より秀でていることが幾つかでもあれば、それは他の人のために惜しみなく使うように、今あなたに持たされています。

もしあなたが困ったら、遠慮なく他の人に助けて貰いなさい。今のあなたに足らない力なら、意地をはらずに手を借りなさい。皆で助け合えば、容易く解決できることは沢山あります。

もう一つ忘れないで…持てる力で何かを施すことができて、更に相手がその力の会得を望んだら、今度は惜しげもなく伝えなさい。叶うとは限らずとも、全身全霊で教えなさい。