山本五十六の名言が、引用されてた…
昨日の 英語で学ぶカーネギー〜 の巻頭(はじめに)、山本五十六の名言が紹介されている。
やってみせ、言って聞かせて、させてみて、誉めてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。
最初の文は、かなりの人が耳にしたことがあるはず。そのあとの文に目を滑らせると、あ、これは…初級、中級、上級者に対する導きなんだな、と気がつく。対応する指導者は、順番に中級者、上級者、師範だろうか…
見方を変えれば、同時(仏教でいうところの…)、受容、俯瞰かもしれない。そうやって見守られた人たちは、多分次のステップに進んだ時に、後から歩く後輩を導くことができるだろう。
自力で這い昇ってきた人には、とってきた手段が普遍的ではないかも知れず、普遍的でなければ初心者を導くこともできないかもしれない。
手を取り合って進む人たちがいる一方で、一人で進む人もいる。山本五十六の引用を読んで、ふとそんなことを思った。
サイの如く独りゆけ…
独り行くことを選んだり、余儀なくされることもある、それも人生と割り切ろうと思う。