夏越の祓の物実(ものざね)、茅の輪が届いた。

 

昨夜、定形サイズの郵便が届いていた。

夏越の祓の人形(ひとがた)による遠隔参加に、僅かながらも お志御随意(今回も些少でご免なさい!) を添えてお願い(申込)すると、神事を終えたあとに撤饌と一緒に郵送されてくる。

今年の神社での神事は、コロナ禍により、全て神職だけで執り行われたので、例年より物実の茅の輪の発送も大変だったかと…

 

今朝、壁にはってある茅の輪を新しく送っていただいた茅の輪に…あ?れれれ?

今までは、形を崩さない(輪の)ためか縦に平たい竹が添えてあったけど、それがなくなった。

清浄な場所に祀るように…と以前から書いてあったけれど、もともとの中国(?)からの伝承は、腰から下げ(身につけ)る肌守り的なものだから、こちらが本来の形かな…

或いは、京都の祇園祭で家ごとに玄関脇にかける、あの粽(これは食べられない…ちまきは茅巻きということ?)のようなおさまりを想定して、今まではわざわざ添えていたのかもしれない…

何せ祇園祭は、旧くから人口密集地帯の京の街に、繰り返された流行り病を牛頭さんに追っ払っていただく、文字通りの 悪疫退散 の伝統の祭り…

千年の王城の街、そして町衆が守ってきた祭り…